ハノイ工科大学 外国語大学 大学院科 NGUYỄN THANH HƯƠNG 日本語 日本語における漢語系接頭辞及びベトナム人学習者の 漢語系接頭辞使用力向上の提案 TIỀN TỐ GỐC HÁN TRONG TIẾNG NHẬT VÀ MỘT SỐ ĐỀ XUẤT NHẰM NÂNG CAO NĂNG LỰC SỬ DỤNG TIỀN TỐ GỐC HÁN CHO NGƯỜI VIỆT HỌC TIẾNG NHẬT 修士論文 専攻科目: 攻科目: 日本語学 専攻番号:60220209 専攻番号: ハノイ−2017 ハノイ 年 TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.com ĐẠI HỌC QUỐC GIA HÀ NỘI TRƯỜNG ĐẠI HỌC NGOẠI NGỮ KHOA SAU ĐẠI HỌC NGUYỄN THANH HƯƠNG 日本語 日本語における漢語系接頭辞及 における漢語系接頭辞及びベトナム 漢語系接頭辞及びベトナム人学習者 びベトナム人学習者の 人学習者の 漢語系接頭辞使用力向上の 漢語系接頭辞使用力向上の提案 TIỀN TỐ GỐC HÁN TRONG TIẾNG NHẬT VÀ MỘT SỐ ĐỀ XUẤT NHẰM NÂNG CAO NĂNG LỰC SỬ DỤNG TIỀN TỐ GỐC HÁN CHO NGƯỜI VIỆT HỌC TIẾNG NHẬT LUẬN VĂN THẠC SỸ Chuyên ngành : Ngôn ngữ Nhật Bản Mã số : 60220209 Cán bộ hướng dẫn : PGS. Ngô Minh Thuỷ HÀ NỘI - 2017 TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.com 誓言 この卒業論文は他の人のものではなく、自分の研究である。論文の内 容は参考文献に述べた本、雑誌などに載せられる資料、研究を利用した。 また、論文に述べた結果は信頼度があり、以前に発表されていないことを保証 する。 Hanoi, 2017 Nguyễn Thanh Hương i TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.com 謝辞 本研究を行うために多くの方々から、ご協力及び援助をいただきました。 まず、ハノイ国家大学・外国語大学の副学長の Ngô Minh Thủy 先生は本論 文に対して、深い関心を示して、構想の大枠から問題設定まで、懇切なる ご指導を与えてくださいました。厚く感謝申し上げたいと思います。また、 東洋言語文化学部の先生方が貴重なご意見を下さったことにも心から感謝 いたします。 ii TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.com まとめ 日本語をはじめ、外国語の学習の時、言葉を円滑で適切に活用するために 豊富な語彙を身につけることが必要である。日本語の接辞は既習の語彙を拡大 させるための重要な役割を果たす語彙の部分だと言われている。しかし、日本 語学習者の外国人にとって、日本語において難しくて理解にくいものの中では 接辞」は一つだと思われている。日本語の語彙とベトナム語彙とは中国の漢 字の影響を与えられる。特に、今まで漢語系接頭辞の研究は少ないため、本研 究は日本語における漢語系接頭辞を研究対象としてする。日本語における漢語 系接頭辞を考察を行い、ベトナム語漢語系接頭辞との比較を行う。実際の調査 結果に基づいて、日本語ベトナム人学習者向けの漢語接頭辞の運用能力を向上 するための提案を提出する。 iii TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.com 目次 保証書.ii まとめ. iii 序論. 研究の背景.
研究の目的.2 3 研究の範囲.2 4 研究の方法.3 5 研究の構成.4 6.先行研究.1 接辞についての先行研究 .2 接頭辞についての先行研究 .3 漢語系接頭辞についての先行研究 .7 第一章 日本語における語・接辞・接頭辞 .1 日本語における語.1 語の定義.2 語の構成.3 語の分類.1 単純語 .2 合成語 .2 日本語における接辞 .1 接辞の定義.2 接辞の特徴および分類.3 日本語における接頭辞 .16 iv TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.1 接頭辞の定義.2 接頭辞の特徴.3 接頭辞の分類.4 まとめ .19 日本語における漢語系接頭辞 .20 第二章 日本語における漢語系接頭辞 2.1 漢語系接頭辞の起源および定義 .1 漢語系接頭辞の起源.2 漢 語 系 接 頭 辞 の 定 義 漢語系接頭辞については研究者らによって、定義が異ちるれたが、本 研究では漢語系接頭辞の定義は次のようにする。 .2 漢語系接頭辞の分類 .1 否定性漢語系接頭辞.2 過去性漢語系接頭辞.3 形容詞性漢語系接頭辞.4 待遇性漢語系接頭辞.5 その他の漢語系接頭辞.3 まとめ .39 第三章.日本語における漢語系接頭辞および 第三章 日本語における漢語系接頭辞および ベトナム語における漢語系接頭 ベトナム語における漢語系接頭 辞との比較.41 辞との比較 3.1 日本語における漢語系接頭辞およびベトナム語における漢語系接頭 辞との比較 .1 ベトナム語における漢語系接頭辞についての観察.2 日本語における漢語系接頭辞およびベトナム語における漢語系 接頭辞の相違点 .2 日本語における否定性漢語系接頭辞とベトナム語における否定性漢 語系接頭辞との比較 .49 v TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.3 まとめ .53 第四章 ベトナム人日本語学習者に対する日本語の漢語系接頭辞の指導法 ベトナム人日本語学習者に対する日本語の漢語系接頭辞の指導法.54 語系接頭辞の指導法 4.1 ベトナム人日本語学習者の日本語の漢語系接頭辞の運用力について の調査 .1 調査対象者および調査方法.2 結果の考察および結論.2 ベトナム人日本語学習者に対する日本語の漢語系接頭辞の使用力向 上の提案 .1 語彙指導法.2 ベトナム人日本語学習者に対する日本語の漢語系接頭辞の使用 力向上の提案 .3 まとめ .65 結び 参考文献.67 参考文献 付録1. 付録1 I 付録2. 付録2 VI vi TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.com 序論 1. 研究の背景 近年、ベトナムと日本との友好関係はますます深まる。日越の協力は経 済、教育、文化などの様々な分野において深く行われている。日本語学習 の需要が益々増加しているにつれ、日本語を一つの言語として研究するこ とも大切になってきた。 日本語をはじめ、外国語の学習の時、言葉を円滑で適切に活用するため に、豊富な語彙を身につけることが必要である。日本語の接辞は既習の語 彙を拡大させるための重要な役割を果たす語彙の部分だと言われている。 しかし、日本語学習者の外国人にとって、日本語において難しくて理解に くいものの中では「接辞」は一つだと言えるだろう。それは一つの語基に 異なった接辞を付けると、まったく異なった意味を持っている言葉になる からだ。一方、一つの語基に様々な接辞を付けても、意味が非常に近い言 葉になったものもある。そのために、日本語学習者は日本語の語彙、特に 接辞が付いている語彙を学習する時、間違いことが多いという状況がある。 それに、接辞が付いている言葉の意味が理解できても、なかなか適切に使 用できない。その言葉を正しくて自然に会話や文章などに使用ができても、 どうしてそのように使えるか理解できない学習者が少なくない。そのため に、日本語学習ベトナム人が語彙をより効果的に学習できるように、ベト ナム人の研究者として日本語の接辞の研究が必要だと考える。 接辞は大きく分ければ、接頭辞・接中辞・接尾辞を含んでいるが、日本 語には接中辞はない。語基の前に付くものを「接頭辞」、後ろに付くもの を「接尾辞」と呼ばれている。その中で、筆者の自分の日本語学習の経験 によると、よく間違っているのは接頭辞だと見られた。 1 TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.nhat 日本語において、接頭辞は漢語系接頭辞、和語接頭辞、外来語接頭辞に 分けられている。日本語とベトナム語は漢語圏に属している言語なので、 ベトナム語は漢越語であり、日本語は漢字であり、両言語には漢語を含ん でいる言葉が多いである。日本語の場合は国立国語研究所の 1956 年に行わ れた雑誌の語彙について大規模調査の結果によると、語種ごとの異なり語 数(同じ語が複数回出現しても 1 と数える)を見ると、和語が 36.7%、漢語 が 47.5%、外来語が 9.8%、混種語が 6.0%である。つまり異なり語数上で、 日本語の語彙の中では漢語が一番多いと見られる。次に、ベトナム語の漢 越語は、ベトナム語の辞書に登録されている単語の 7 割である。その故に、 日本語の接頭辞に限らず、日本語における使用頻度が高い接頭辞である漢 語系接頭辞について詳細に研究することにする。また、日本語の漢語系接 頭辞とベトナム語の「tiền tố gốc Hán」(漢語系接頭辞)を比較しながら、日 本語学習者のベトナム大学生の日本語における漢語接頭辞の利用仕方につ いて調査を行う。実際の調査結果に基づいて、日本語ベトナム人学習者向 けの漢語接頭辞の運用能力を向上するための提案を完成させる。 2.
研究の目的 そこで、本研究ではベトナム人日本語学習が日本語の接頭辞をよりうまく 使用できるように、漢語系接頭辞を中心に研究し、中・上級範囲でベトナ ム人の日本語学習者による漢語系接頭辞の誤用を分析する。その分析の結 果に、ベトナム人学習者に対する漢語系接頭辞の指導をあきらかにする。 3 研究の範囲 日本語の接頭辞は和語接頭辞と漢語系接頭辞と外来語系接頭辞に分けてい るが、本研究では、漢語系接頭辞を中心に研究を行う。日本語における漢 語系接頭辞の中、意味がよく似ている漢語系接頭辞をグループに分け、比 較を行う。同じグループの中の漢語系接頭辞の相違点と類似点を検索したい。 2 (LUAN.nhat TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.nhat 和語接頭辞と外来語接頭辞については本研究では参考に入れなかった。こ の点については今後の研究課題としておきたいと思う。 さらに、本研究ではベトナム人学習者が漢語系接頭辞の運用能力を高める 目的で、日本語の漢語系接頭辞について調査し、分析する。この調査の対 象は中・中上級レベルの日本語の学習者である。 ベトナム語にも、よく似ている機能を持つ「tiền tố gốc Hán」(漢語系接頭 辞)がある。本研究では、日本語における漢語系接頭語とベトナム語の 「tiền tố gốc Hán」と比較も行う。 本論文の考察を行う範囲は中・上級レベルのベトナム人日本語学習者とい うのはハノイ工科大学の IT 学部のの日本語クラスの3年生から 4 年生の 220 名ほどである。 4 研究の方法 本研究は統計方法、分析方法、対照方法、考察方法を活用する。 • 総計方法は関連の資料に基づいて、日本語おける漢語系接頭辞の数を 統計することに運用する。 • 分析方法は統計した漢語系接頭辞の意味と用法の分析することに運用 する。 • 対象方法は日本語における漢語系接頭辞とベトナム語におけるよく似 ている機能を持つ「tiền tố gốc Hán」(漢語系接頭辞)を比較すること に運用する。 • 考察方法は中・上級レベルのベトナム人日本語学習者を中心にし、日 本語における漢語系接頭辞の使用の時の誤用を調べ、その調査による よく誤用した漢語系接頭辞を指摘することに運用する。また、ベトナ ム人学習者の漢語系接頭辞の使用状況の考察の結果を分析し、その分 析結果に基づいて、適切な指導法の提案を提出する。 3 (LUAN.nhat TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.nhat 5 研究の構成 本研究は次のような構成で成立される。 第一章では日本語における語、接辞および接頭辞について述べる。 第二章では日本語における漢語系接頭辞についての考察をする。 第三章では日本語における漢語系接辞とベトナム語における漢語系接辞 と を比較する。 第四章ではベトナム人日本語学習者に対する日本語における漢語系接頭 辞の指導法を提案する。 6.先行研究 .先行研究 6.1 1 接辞についての先行研究 山口(1992)は接辞が、単位の下位要素としての認識が強いが、その文法 的位置付けについては不明確だと述べた。特に接辞と付属語との関係に付 いて、その傾向が顕著である.橋本文法や学校文法で、助動詞とされてい る語についても、接辞と違いは明確ではない。橋本進吉自身もそのちがい について、「その附き方が自由で規則的である」という観点から区別して おり、「両者の別が本格的のものでなく、むしろ程度の差に過ぎない」と 述べているのである。実際、はっきりと区別することは難しいが、その難 しさの原因一つとして「接辞」と「語」との連続性が挙げられる。この連 続性の解約などにより、違った角度の観点で接辞を扱うため、接辞の基準 が大きく違ってきているのである。 山口(1992 によると、接辞は次の三類に大別される。 ①日本語の語議を豊かにするために、ほとんど自然発性的に成立したも の。 ②すでに単語として使用されているものが、次第にその自立性を失い、 他の単語の意味を補助するようになって成立したもの。 4 (LUAN.nhat TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.nhat ③漢語に由来し、その意味を保ちながらも、日本語として成立したもの。 ①は、いわゆる和語として、奈良・平安時代より継承されているもので あり「やばらか」「ゆるやか」の「から」「やか」「一つ」「二つ」の 「つ」などがそれである。これらの接辞は、出自のごが求められにくくな っている場合が多い。 ②は「ぶっとばす」の「ぶつ」「犬死に」「犬侍」の「いぬ」などのよ うに、本来は動詞または名詞など、自立語であったものが、複合語的に用 いられていくうちに、次第にその自立性を失っていき、接辞として性格を 強目て言ったと考えられるものである。 ③は「不可能」の「不」「無意味」の「無」「一人」の「人」「三里」の 「里」など、出自が漢語と考えられる接辞であり、今や日本語の打消しや 助数詞としての働きを担っている接辞である。 このようなさまざまな成り立ちの経緯をもちながら、接辞は日本人の言 語生活になくてはいられない重要位置を占めてきていると示した。 6.2 接頭辞についての先行研究 接頭辞はこれまで様々な視点から研究がなされてきた。 日本大百科全書により、接辞は「語の構成要素の一つ。それ自体が独立 して用いられることはないが、語基に添加されて新たな語をつくる要素 (「拘束形態素」とよぶ)である。接辞を添加してできた語を派生語とい う。語基との相対的な位置関係により、接頭語、接尾語に分けられる。」 つまり、接頭辞はとは、語幹の前に付く接辞のことである。接頭辞は 造語成分の一つで、それ自体は独立の語としての機能をもたず、他の語 の前に付いていて複合語を構成し、強調、敬意などの意味を添加する形 態素のことである。接頭辞は和語系、漢語系、外来語系の三種に大別で き、様々の品詞とともに派生語を作る機能を持っている。 5 (LUAN.nhat TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.nhat 例(1)新+学期=新学期 ( TÂN + HỌC KỲ = học kỳ mới ) 真っ+白=真っ白 ( CHÂN+ BẠCH = trắng phau) 反+体制=反体制 (PHẢN + THỂ CHẾ = ngược lại với quy định) 非+日常=非日常 ( PHI + NHẬT THƯỜNG = bất thường) 例(1)のように「新」、「真っ」、「反」、「非」は接頭辞である。 それらの言葉は語幹の「学期」、「白」、「体制」、「日常」に前に付 けて新しい派生語を作る。 接頭辞は様々である。田村(2014)の各辞書からの調査により、和語系接頭 辞を 68 個と漢語系接頭辞を 42個統計することができた。田村(2014)も 5 つの大きい辞書で調べ、和語系接頭辞と漢語系接頭辞のリストも作成できた。 また、中西泰洋(2012)は初級日本語学習者が学ぶ「日常語」に接頭辞 「お」と「ご」がどのように接続するかについて、内省とコーパスによっ て考察した。その結果としては、1,500 語の「日常語」の中で「、お」に付 く和語が 341 語であり、例外となる「お」に付く漢語が 42 語であり、 「ご」に付く漢語が 60 語であった。また、「お」に付く外来語は「トイ レ」の1語のみであった(「たばこ」については外来語としては扱わな い)。 1,500 語の「日常語」の中で、接頭辞「お」あるいは「ご」の付く語は 442 語で全体の約3割であり、「お」の付く漢語という例外が約 1 割ある ものの、「お+和語」、「ご+漢語」という規則通りであると言えるだろう。 それ故、初級日本語学習者に接頭辞「お」と「ご」を指導する場合には上 記の規則は有効であると考えられる。また、例外となる漢語は日常生活に おいて多用されるものであるので、「お」が付く例外の語として教えるべ きである。 6 (LUAN.nhat TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.nhat また、テイラー・瀬戸(2008)では,指小辞「小」の多義ネットワークの 主要部分について分析しており,その意味を「程度」「強意」「軽蔑」の 三つに大別した.この三つの意味は,物理的な大小に関して「小さなも の」をあらわすという「小」の中心義から展開したものであり,互いに完 全に切り離して考えられるものではないが,それぞれに特化した用法であ ると述べている.以下は,指小辞「小」の各意味の具体的事例をテイラ ー・瀬戸(2008)から抜粋したものである. 例えば,【程度】に分類されている「小雨」は雨の一粒の大小が問題な のではなく,その振りかたそのものを注視した表現である.確かに雨水そ のものは具象的な物ではあるが,「小雨」の「雨」は事象であり,時間経 過の中で起こる出来事である.つまり,この「小」は事象として雨の程度 をあらわしているといえる. また,【強意】に分類されている「小汚い」は,たいていの辞書では「ど ことなく汚らしい」という解釈を挙げるにとどまるが,「淀川の水は小汚 い」「見るからに小汚い店」「余りにも小汚い車」「非常に小汚い格好」 などの実際の用例から判断すると,この「小-」が強意の意味を獲得して いることがわかる. なお、強意の「小-」は,しばしば否定的な意味や非難をあらわす意味 と一緒になる.この否定的意味合いは,中心義の「小-」に潜在的に含ま れているものである.「大」に対する「小」は,一般に価値の低い方向に 傾く。この「小-」に伴うマイナス・イメージは,物事を矮小化して【軽 蔑】し軽視する態度となる。 6.3 漢語系接頭辞についての先行研究 山下喜代(2001)は、「現代日本語における漢語接辞の概観」に日本語 における漢語接辞の研究史を概観した先行文献は見当たらないと述べた。 7 (LUAN.nhat TIEU LUAN MOI download : skknchat@gmail.nhat この研究によると、「漢語接辞」とは一般的に漢字で表記される字音接辞 のことで、二字漢字語に前接又は後接して三字漢語を構成する形態素を指 す。「新体操・前校長・近代化・合理的」における傍線部であり、「新・ 前」などが接頭辞、「化・的」などが接尾辞である。またこれらは、漢語 のみならず和語、外来語、混種語にも接続して合成語を形成する。 盛岡(1994)は、形態論は語の構造を記述する部門であるとし、統語論 の基礎部門と位置付け、形態素について論じた。複合語の構成要素である 形態素を「語基・派生辞・屈折接」の三種に分類する。いわゆる、接辞は 派生辞に含まれるのであるが、漢語系は「御」を唯一の接辞としている。 また、熱語構成要素でありながら、その意味・用法が接辞に類するものを 「準接辞」と呼んで、純粋の接辞から区別している。「亜熱帯・過保護」 「運転手・近代的・建築材」など、二字熱語が基になって、語頭または語 尾に漢字形態素を添えるもので、このような位置にある形態を準接頭辞あ るいは準接尾辞と呼んでいる。 野村(1978)における成果はまず、第一に新聞において、どのような漢 語接辞の使用度数が高いのかを示したことが挙げられる。第二は、漢語の 接頭辞については、その品詞性や意味によって以下のように分類し、具体 例を示したことである。 1. 連体型 脳細胞・県議会 2. 連体修飾型 大都市・高気圧 3. 連用修飾型 再検討・最年少 4.
連体詞型 前会長・全日本 5. 用言型 過保護・反政府 6. 否定辞型 無意義・未発表 7. 数量検定 第〇日・満〇歳 8 (LUAN.